元Rくそばばあより、お詫びとお礼
若い頃、というより30代第3クォーターくらいまで(!)のわたしは、日本人のくせに「空気を読む」ことの意味をほとんど理解していませんでした。
ひとに叩かれるのを恐れて自分の行動を抑制してしまうなんてつまんねー! というくらいに思っていたのです。
でもそれはそれまでのわたしの行動力の源ともなったと同時に、愚かさでもありました。
若い頃、というより30代第3クォーターくらいまで(!)のわたしは、日本人のくせに「空気を読む」ことの意味をほとんど理解していませんでした。
ひとに叩かれるのを恐れて自分の行動を抑制してしまうなんてつまんねー! というくらいに思っていたのです。
でもそれはそれまでのわたしの行動力の源ともなったと同時に、愚かさでもありました。
エイプリルフールのネタは、実現してもしなくても笑えるのがいちばんだと思う。
飯野賢治さんがTweetされてた「Twitterの文字数制限が140文字から141文字になる」みたいな無邪気なのが最高でしょ。
ほんとうは実現して欲しい祈りがネタになってると、悪くはないけど、せつない。
ことし「も」みかけたそれの典型例3つ
どれか1つでいい、来年にはネタとして使えなくなればいいのに。
たぶん、出した人も思いは同じなんだろう。
あるいはあえて何処とは言わないが、リアルすぎて一瞬びびったエイプリルフールとか。
ところで。
ことしとても気になったのが、ここ数年で急に
「エイプリルフールは午前中しか嘘をついちゃだめ」
って習慣が、日本の一部で有名になっているように思われること。
実はわたしも知ったのは昨年のエイプリルフール近くだった記憶がある。
First Images of the Tsunami in Hawaii - Tsunami no Havai' - 27/02/10
この動画がハワイのものでないとわかったのは、わたしがたまたま光永亮太氏のファンだったからだ。光永さんの大好きな、そして2003年から2004年にかけての年を越したという、タイのビーチリゾート各地にも、スマトラ沖地震が甚大な被害を与えたという事実を踏まえていた。だからこそ、元のランタ島の津波映像を記憶していたのだ。(但し、わたしはこの映像をプーケットと間違って覚えていた。汗)
スマトラ沖地震にそれほどの予備知識や関心がなければ、動画の嘘を見抜けなかったのはそれはそれで止むを得ない。わたしも元ネタを知らなければ、この映像をそのままハワイのものとして信じてしまっていたと思う。動画の中で流れていた観光客の悲鳴も知らない言語ではないように(おそらく英語)聞こえたし。
Asian Tsunami,2004(Koh Lanta) (これがほんもの)
むしろその後「これはハワイじゃなくってランタ島だよ」という訂正も速やかに流れて、Twitter上では「デマも流れるが一度誰かが見破れば訂正が回るのも早い」Twitterらしく事が運んでよかった。
この訂正Tweetを流した伊山さんは、わたしと相互フォローしていて、たまに冗談とかも言い合ったりしてる方なんでちょっと誇らしかったり。もっとも、ご本人も友人からの指摘でランタ島の映像だと気づいたとのこと。
実はわたしも「これはハワイではなくて以前のタイですよ」という主旨のTweetを流したものの、先ほども言ったように地名を間違ってプーケット島と記憶していたため、微妙な部分を間違ったTweetがわりとたくさんリツイートされてしまった。その後訂正のTweetを流したが、そちらはあまりRTされていない。
今回の場合、チリ地震の津波でないとさえわかってもらえればそれでよかった、と言い逃れしてもいいのかもしれないけれど(よくないよくない)。
問題は Twitter よりむしろ YouTube の当該動画。
NAKAHARA-LAB.NET 東京大学 中原淳研究室 - 大人の学びを科学する: 「批判すること、されること」考:
もともと、アカデミックな批判、すなわち論文その他研究についての批判を対象に綴られた文章です。しかし、インターネット上のパブリックな空間での「批判」について考えるときにも頭に置いて損はないでしょう。
もちろん、ネットと、研究室や学会には、相当に違う部分があります。それは考え合わせながら読んでくださいな。
インターネットといえども、受け手である限りは所詮メディアのひとつの選択肢にすぎない。
ネットメディアに流されているだけなら、マスメディアに振り回されているスイーツ(笑)と同罪だ。
わたしの意見はほんとうに「自分の意見」だろうか?
流されるまま、なんとなく世間にあわせた選択をしているだけじゃないだろうか?
脳味噌があるんだから、たまには考え直そうっと。
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