いえね、日本橋の J&P で、こんなものを見つけたわけですよ。
Creative TravelSound ZEN Stone - ZEN Stoneシリーズ専用のポータブルスピーカー
（わたしが見つけたものは TravelSound、本体ともに黒です）
これと1GBの本体がセットで1280円。
わたくし、ZEN Stone なら既に 2GB のを持ってるし。
語学用に使ってた ZEN Nano PLUS が行方不明になったので、ディクテーションには不可欠なトラック内での早送り・巻き戻しが自由にできるお手軽なプレイヤーを、音楽用にしている 2GB の Stone とは別にひとつ欲しかったし。（激安お手軽プレイヤーの場合、トラック間の早送り・巻き戻しはできるけど、トラック内のそれはできないのが多い。たとえば、kana micro や、上海問屋の999円プレイヤーあたりは非対応である）
見た目もけっこうおしゃれだし。
CREATIVE ならそこそこ以上のクォリティは期待できるし信用できる。
ってわけで、1280円出しても損はなかろう！ とレジにれっつらごー。
と・こ・ろ・が。
帰宅後15分で、ひとつだけではありますが、重大な誤算があったことに気づきました。
TravelSound から1GBの本体をはずしてみるとえらくちっちゃい。
いつも触り慣れてる2GBくんに比べて厚みがない。
そこで気づいたのです。
うちの2GBくんは内蔵スピーカーつきモデル。
外した1GBくんは内蔵スピーカーなしモデル。
TravelSoundは後者にしか対応しておりません。
残念！
ということで、既に持っていた2GBくんを TravelSound に差し込んでかっこよく聴いちゃおうという計画はあえなくご破算となったのです。
（ただし、TravelSound と プレーヤーを市販のステレオミニジャック延長コードでつなげば、ZEN Stone のスピーカーつきモデルでも、はたまたCREATIVEと全然関係ない機種でも、一応使えます。スタイリッシュさはかなり減点されてしまいますが。笑）
あー、でもこの誤算を除けばかなりいいお買い物になりました。
音は決して悪くありません。昨日寝る前にショパンの前奏曲集（ほか数曲）を流してみたのですが、クラシック通ならともかく、ポピュラー音楽と同レベルの聴き方をするわたしのようなリスナーなら問題なく聴けます。むしろ、このサイズのことも考えればハイレベルの部類に入れたほうがいいかも。
電源を切ればパッシブモードで使えるというのもポイント高し。そんなに音圧がいらないときは電池の節約にもなりますし、夜の子守唄代わり？にも良し。（寝るとき音楽が欲しいからといって密閉型のインナー型なんてつけてると、翌朝アラームが聴こえづらくて寝坊する危険がありますから...）
しかも、パッシブモードのときもなかなかいい音なんですね。低音はアクティブモードにおまかせするとして、パッシブでもヴォーカルあたりの音域は綺麗に聞こえる気がします。
ひとつだけ製品自身に文句を言うとすれば、TravelSound 装着中は、アルバム単位（フォルダ単位）でのスキップと、ノーマル／ランダムの切り替えができなくなること。
スイッチがヘッドホン端子と同じ側面についているため、要は物理的にできないのですが... ここはちょっとだけ残念です。
一方、スピーカーなし ZEN Stone 本体もやっぱり良いですね～。薄さを生かして近場のお出かけなどに積極的に持ち歩きたいので、Podcast（いやZENCastというべきか？）で蒐集した語学（当然ながらen,eo,frの3点セットです）のファイルをいくつかと、音楽のアルバム2枚を入れました。
あー、でもせっかくのつるつるブラックに傷をつけたくないので、本当はシリコンジャケットが欲しいんだけど、もう売ってないだろうなあ...