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2010年4月 アーカイブ

24-4-2010

憧れの寝台特急の共用シャワー、ごっこをしてみる

Webやら古い雑誌やらをいろいろ読むうち、寝台特急の旅もいいなあ、なんて思う。
ただ、さすがにスイートだのロイヤルなにがしだのはさすがに縁遠そう。実現するとしたら連結している中でいちばん安い寝台か、そのワンランク上あたりになりそうだ。
ならばシャワールームは共用のものを使うことになるだろう。「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」では、310円のカードを買って時間を予約する。シャワールームが30分占有できて、お湯は合計6分間出せるとのことである。おそらく「北斗星」もほぼ同じと思われる。
(もちろんうちから乗るなら大阪発の「トワイライト」が最も現実的なのは言うまでもないが)

なら、6分間お湯を出して身体がちゃんときれいになるのか試してみようじゃないか。
というわけで、早速家のお風呂で実験してみた。

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18-4-2010

じゃあ逆はどうよ

ではペレアスのメリザンドに対する二人称が変化するのはというと、もっと前。
三の幕一の場までは«vous»、二の場からは«tu»を使っている。

以下、物語について具体的に記述している部分がありますので、今後本を買って読もうとされる方はご遠慮くださいませ。

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それでもフランス語がやめられない理由(画像追加あり)

フランス語の二人称には、目上の方や初対面など親しくない方のための«vous»という表現と、彼氏・彼女・友達などの親しい間柄や目下の人に使う«tu»という表現の2種類がある。(«vous» は文法上は2人称複数であり、またほんとうに複数存在する二人称「あなたたち・きみたち」にも使う)

ところでさっき久しぶりに岩波文庫の「ペレアスとメリザンド」(メーテルランク著)をひもといてみた。ドビュッシーがオペラ化したり、フォーレが作った劇伴曲が後に抜粋されて組曲化されたり。多くの作曲家をインスパイアした作品としても有名だ。この文庫は左ページがフランス語原文、右ページが日本語対訳、という構成になっている。(珍しいそうだが、こういうのはどしどしほかの本でもやって欲しい)

さて、この本の第四場第四幕、とてもせつない愛と別れのシーン、のフランス語側にシャープペンシルの書き込みがあるのを見つけた。
(写真の手ブレがひどいのはご容赦の程を)

TS3Q0005.JPG

なんでだろう、としばらく読んで気づいた。
メリザンドのペレアスに対する二人称が«vous»から«tu»に変わる瞬間をメモっていたのだった。(一部違うのもあるけどね)

詳しいことはストーリーの重要な部分をばらしてしまうので割愛する。とにかく、ペレアスのあのセリフを境にメリザンドの態度が一変するのを見ると胸が「キュン」と「ギューッ」の混じったものでいっぱいになってしまう。

英語やエスペラントに比べて文法も難しい(エスペラントは英語の文法が簡略化されているのにインスパイアされてわざわざ文法を簡単に作ってるんだから当たり前といえば当たり前だが)。
動詞の現在形だけで6つも覚えるんかい、みたいな。しかも助動詞代わりに使うような重要な動詞ほど不規則活用で、標準形とは別に覚えなければならない。
代名動詞の再帰代名詞と他の代名詞がかちあったり、更に助動詞的用法の動詞がドッキングしたりすると、語順をどうしたらいいのかわからなくなる。
そんなこんなでTwitterでも英語やエスペラントに比べてついつい使うのが億劫になってしまう。さっきの向谷さんのUSTもフランス語では宣伝しなかった(汗)。

それでも、それでも、フランス語がやめられないのは。
たとえばこういうこと、なのだとおもう。

ぎゃー、向谷さんのダダ漏れ第2部が始まっていますが残念ながら野暮用で遅れて見に行きます!

9-4-2010

文体診断であそぼう

文体診断λόγων(ロゴーン)

Twitterの、中でも #twnovel 周辺でここ2-3日話題のWebサイト。
5000文字以内の文章を入力すると、その文体を解析してくれるというのである。
早速先般書き込んだ「万愚節に思う」のうち、英語の引用が入る前の「まだ、わたしの想像ほどに浸透していたわけではなさそうだ。」というところまでを試しに入れてみると...

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2-4-2010

万愚節に思う

エイプリルフールのネタは、実現してもしなくても笑えるのがいちばんだと思う。
飯野賢治さんがTweetされてた「Twitterの文字数制限が140文字から141文字になる」みたいな無邪気なのが最高でしょ。

ほんとうは実現して欲しい祈りがネタになってると、悪くはないけど、せつない。
ことし「」みかけたそれの典型例3つ

  • 入籍なう
  • らき☆すた2期決定
  • CASIOPEA活動再開

どれか1つでいい、来年にはネタとして使えなくなればいいのに。
たぶん、出した人も思いは同じなんだろう。

あるいはあえて何処とは言わないがリアルすぎて一瞬びびったエイプリルフールとか。

ところで。
ことしとても気になったのが、ここ数年で急に
エイプリルフールは午前中しか嘘をついちゃだめ
って習慣が、日本の一部で有名になっているように思われること。
実はわたしも知ったのは昨年のエイプリルフール近くだった記憶がある。

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