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万愚節に思う

エイプリルフールのネタは、実現してもしなくても笑えるのがいちばんだと思う。
飯野賢治さんがTweetされてた「Twitterの文字数制限が140文字から141文字になる」みたいな無邪気なのが最高でしょ。

ほんとうは実現して欲しい祈りがネタになってると、悪くはないけど、せつない。
ことし「」みかけたそれの典型例3つ

  • 入籍なう
  • らき☆すた2期決定
  • CASIOPEA活動再開

どれか1つでいい、来年にはネタとして使えなくなればいいのに。
たぶん、出した人も思いは同じなんだろう。

あるいはあえて何処とは言わないがリアルすぎて一瞬びびったエイプリルフールとか。

ところで。
ことしとても気になったのが、ここ数年で急に
エイプリルフールは午前中しか嘘をついちゃだめ
って習慣が、日本の一部で有名になっているように思われること。
実はわたしも知ったのは昨年のエイプリルフール近くだった記憶がある。


このルールについてTweetしたところ、ざっと「知らなかった」方が8人、「忘れてた(思い出した)」方がおふたり、ご存知だった旨コメントくださったかたがおひとり。まだ、わたしの想像ほどに浸透していたわけではないようだ。

BBCが外国人(=イギリス人以外)英語学習者(おそらく初~中級者)向けに出しているPodcast「6 minutes English」が昨年4月2日に「April Fool's Day」を題材にしていたのを思い出して内容を再確認してみたところ、


Kate: Now lastly to the question I asked you earlier, in the UK on April Fool's Day, we are allowed play jokes on people until what time?

Jackie: I said midday

Kate: And you were correct...traditionally in England, the jokes only last until noon midday. Elsewhere, such as in Ireland, France, and the USA, the jokes can last all day. Unlucky for them! That's all we have time for today. Until next week.

Both: Goodbye!

つまり、イングランドでは午前中しかうそをつかないのが伝統だが、アイルランドやフランス、アメリカのようなほかの地域においては終日OK、ということである。

最近の日本になぜこのイングランドルール(いや、イングランドだけではなく欧米のほかの地域にも同じルールを使うところがある可能性がないとはいわないが)が持ち込まれ、一部に普及しつつあるのか。
2011年のエイプリルフールまでに調べておけるなら調べておきたい。

ただ、TL上にいらっしゃったある方も戒めてらっしゃったのだが、午前中ルール、終日ルールのどちらも「世界のどこかで通用しているルール」であって、「絶対」ではないことは踏まえておく必要はあるだろう。ましてや午前中ルール派が終日ルール派をバカにするとか、その逆とかはもってのほか。

来年のエイプリルフールもわいわい楽しみたい。

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