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憧れの寝台特急の共用シャワー、ごっこをしてみる

Webやら古い雑誌やらをいろいろ読むうち、寝台特急の旅もいいなあ、なんて思う。
ただ、さすがにスイートだのロイヤルなにがしだのはさすがに縁遠そう。実現するとしたら連結している中でいちばん安い寝台か、そのワンランク上あたりになりそうだ。
ならばシャワールームは共用のものを使うことになるだろう。「カシオペア」や「トワイライトエクスプレス」では、310円のカードを買って時間を予約する。シャワールームが30分占有できて、お湯は合計6分間出せるとのことである。おそらく「北斗星」もほぼ同じと思われる。
(もちろんうちから乗るなら大阪発の「トワイライト」が最も現実的なのは言うまでもないが)

なら、6分間お湯を出して身体がちゃんときれいになるのか試してみようじゃないか。
というわけで、早速家のお風呂で実験してみた。

100円ショップで買ったストップウォッチをジッパー式密閉袋(タイ製、生協仕様)で簡易防水し、浴室へ持ち込む。シャワーのお湯を出す直前に時計を動かし、止めた直後に一旦停止する。この作業をはさみながら、身体の予洗、ボディソープ洗い、洗髪、コンディショナー、耳洗い(?)のプロセスを実行した。
洗顔については、ふだんの生活では入浴時にシャワーで流す場合もあるが、ここでは寝台特急内で洗面台を使って歯磨きとセットですることを想定したので、シャワーの使用時間に含めていない。
洗髪は1回。汗や皮脂が気になって2度洗いした場合はもっとお湯を食うだろう。
当然ながらあかすりタオルを湿すなどの短時間の出湯もきちんと加算するものとした。但し、微妙な操作ミスで数秒単位の誤差はなきにしもあらず。

結果。あくまでも目安ながら4分44秒でクリア。分単位での誤差はさすがにない、はずだ。6分というのは最低限身体をキレイにする行為をそれなりに考えて設定された時間なのかな、そんなことを思う。
この「最低限の身体&髪洗いのプロセス」を家庭での入浴でも6分以内の出湯で納める癖をつけておけば、水道代とガス代も多少引き締められるし、旅先で困ることも多少減るかもしれない。

但し、かかとのお手入れやむだ毛のお手入れは別枠なのでご注意。
特にむだ毛の手入れは前夜に家なりホテルなりですませておくべき。

更に「日本海」のような質実剛健系?の寝台特急には、はなからシャワールームがない。自宅を出発直前か、銭湯なりシャワーつきネットカフェなりを駅近くで探してすませるか、さもなければ一晩くらいはガマン、ということで。

実は最近密かに「この路線の列車に乗るのが目的の旅もアリ!」と思っている路線に、青森県から秋田県の日本海沿いを走る五能線があるのだけれど、この五能線に乗る旅に大阪から行くなら「日本海」で弘前まで行って乗り換えるのが良さそうなのだ。
この旅を実現させるにあたっては、大阪駅近くの銭湯またはネットカフェのリサーチが必要そうである。
さもなければ青森か大館能代発着の飛行機を使うか。あるいはそれもいいかも。

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